子供と一緒に【死】について考える。
昨日子供が、夜急に寂しそうな顔をしていたので、
あれ?っと思って「どうしたの!?」
って声をかけた。
そしたら、
「パパとママが、死んじゃったらどうしよう」
「と思ったら、泣けてきた」
と娘が言った。
我が家では、「死」をタブーにしていない。
「死」についての話題が出た時、
出来るだけ大ぴらに意見を言おうと思っている。
そのせいか。
きっと、娘にとって「死」は身近な存在に感じ。
すごく悲しくなってしまったんだろうと思う。
自分は、こうした感情はすごく大切なことだと思っている。
子供の本の中で。
たまに、凄く怖い昔話などがある。
以前は、こうした本を見ると。
なんでこどもにこんなに恐怖を与える本を読ませるのだろうか。
理解が全くできなかった。
でも、最近は違う観点で物事を見れるようになった。
昨日の夜子供たちが寝た後、
【妻】が、娘に影響されて泣き出した。
その時に言った言葉は、
【今がすごく幸せなのに、いつか死んじゃうと思ったら悲しくなった】
この言葉に、自分はすごく感情が動いた。
【幸せ】と【悲しみ】は、同時にあるものなんだ。
【悲しみ】を深く感じることで【今】当たり前にある【幸せ】を深く感じることが出来る。
【死】というものを現実に考えた時。
物事の考え方は、「ガラガラガラ」と崩れ落ちる。
例えば【お金】に対する考え方。
あと、1週間で死んでしまう。
としたら、お金持ちになろうとするだろうか?
自分が【今】本当にしたいことを、めいっぱいしたいと思わないだろうか?
そう、【死】を現実的に考えることで、
【今】ある幸せを感じる。
【今】あるその瞬間の時間を大切に使うことが出来るようになる。
だからこそ【死】をタブーにしない。
【悲しみ】という感情は、決して悪い者ではないのだから。