子供にご褒美は、ダメ?
子供に、勉強や宿題をやってほしい。
家の手伝いをもっとやってほしい。
そんな時に、使ってしまいがちなのが。
【ご褒美】
実際に、
「宿題をやったらおやつあげるね!」
「お掃除を手伝ってくれたら、おこずかいをあげるね!」
なんてことは、やっている人も多いのかなと思う。
私の家では、どうしているかというと。
基本的に、親から子供に対しての【ご褒美】というのは、
極力しないようにしています。
では、【ご褒美】はよくないものなのか?
というと一概にそういうわけでもないと思っています。
それは、どういうことかというと。
【脳】の仕組みから考えれば、【ご褒美】は、すごく使える手段だからです。
脳には、【自己報酬神経群】というものがあり、
「ご褒美が得られそうだ。その為に頑張ろう!」
と動く脳の仕組みがあるのです。
だからこそ、【ご褒美】を作ることで、その物事に向かう力を大きくすることが出来るのです。
しかし、問題なのは。
【ご褒美】とは、どういうものなのか?
ということです。
この【ご褒美】のあげかたを間違ってしまうと、
ご褒美を与えられすぎた子供は、生きにくい人生を歩むことになるかもしれません。
【ご褒美】というのが、何か達成した時に、他人からもらう【利益・物】だとします。
行動する本人からすると、何かを相手からしてもらうから、その為にやる。
これを、心理学的には、【外発的動機付け】とも言われますが。
こうした【ご褒美】をもらうことが、その人の行動の軸になってしまった場合どうなるか。
ご褒美がもらえなければ、当然行動しない。
ご褒美がもらえると思って行動したが、もしもらえなかったら、不満が募る。
この人は、ご褒美をもらえる人か?この人は、ご褒美をもらえない人か?という目線になる。
すると、主体的に物事が考えられなくなり、物事を損得勘定で見るようになってしまわないだろうか。
では、【ご褒美】はどのようにあげたらいいのだろうか?
実は、先ほどの【自己報酬神経群】というのは、
これまでのご褒美のように「自分に何かしらの利益をもたらすこと」と言う風にとらえがちですが、
もっと大きい意味で、「うれしいと感じること」そのものが、脳への報酬になる。
ということなのです。
ということであれば、「ご褒美」をあげるのであれば、
【外発的動機付け】のような、「ご褒美」よりも。
【内発的動機付け】になるような「ご褒美」のほうがいいですよね。
では、どうすれば【内発的動機付け】になる「ご褒美」になるのか?
ということです。
【内発的動機付け】で行動しているということは。
もともと興味があるものであれば、勝手にモチベーションがあがり
既に取り組くむことが出来るという状態です。
既に、興味があり、それをすることが楽しいと感じているものであれば、
そもそも「ご褒美」なんていらないわけです。
既に【自己報酬系神経群】は満たされモチベーションは高いのですから。
そこで。
【自分へのご褒美】
というのは、一つの方法としてすごく有効な手段だな~と思いました。
もちろん。理想は・・・
【どんな行動にも、その社会的意義を見出し、私は社会の役に立っていると
自らかが貢献感を感じることで、モチベーションが上がる。】
・・・ということでしょうが
私には、まだまだその領域は、遠そうなので。(^^;
やりたいけど・・・でも、ちょっと大変そうだな~と。思うようなことは、
【大きな大義の中に、自分への小さなご褒美】
をちりばめておくと、気持ちが切れないで出来るのかな~と思いました。
そこで、実験!
今度子供と一緒に【縄跳び大会】に出ることにしました!
日程は来年の2月5日
この法則をうまく使ってトレーニングしてみたいと思います(^^)
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日程 平成28年12月23日(金・祝日)
埼玉県越谷市蒲生茜町19-1井上ビル205
■読書法コース 9:30~18:30
金額21,000円
申し込みはこちら
→http://ws.formzu.net/fgen/S76885387/
■フォローアップ講座 19:15~20:45
金額3,000円(顔と名前を覚える)
申し込みはこちら
→http://ws.formzu.net/fgen/S41683832/
どちらかのみの参加もOKです。
どちらもベーシック講座受講者が参加条件です。
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まだ、アクティブのベーシック講座を受講されていない人はこちら。