実は、文章を読めていないかもしれない

私達は「言葉」で会話をしたり、「言葉」を文章にして相手にモノを伝えたり受け取ったりします。
それによって当たり前のように「理解し合っている」と思っているかもしれませんが。

実は、何もわかっていないのかもしれません。
伝わっていると思っていることが、伝わっていなかったり。
分かっていると思っていたことが、分かっていなかったり。

家族の中や仕事の仲間同士の関係、様々なところで、
「何か歯車が合わない」

そんなことは生じていないでしょうか?

一見、情報を受け取った相手は、「理解している」風な表情をしているし、
理解していそうな行動をしていても、何か本質がずれていたりするわけです。

こんなことを思ったのは、いくつかありますが、大きくは宅建資格講座を行っていて。
同じ話をした時に「伝わっている」人と「伝わっていない人」がいるなと感じたことです。
そして、「伝わっていない人」の勉強法を確認した時にあれ??と感じたことがきっかけです。


その大きなポイントが「文章」を読んでいない。
ということ。

言葉の「単語」「単語」を拾い読みをした上で、言葉の並びから、正誤を答えているのです。


なぜそんなことが分かったかと言うと。
答えが○の時であれば、「なんでこれは○にしたのですか?」と聞いたらその説明が出来ない。
答えが×の時であれば、「なんでこれは×にしたのですか?」と聞いたらその説明もできない。


その答えを導いた理由を答えることが出来ないのです。
それでも、過去問を繰り返し勉強することで、問題自体を覚えてしまい。
過去問自体を覚えてしまい。この言葉の並びは×、この言葉の並びは○と答えることが出来るので、
過去問の点数は上がっていくわけです。

でも、当然試験では、似たような問題が出たとしても、同じ問題がでるわけではなく。
答えることが出来なくなってしまうわけです。

読解力については、
以前、前著「AIvs教科書が読めない子どもたち」新井 紀子 (著)を読んで(ブログ記事)から、
読解力というモノに興味を持ちました。

そして、「〈銀の匙〉の国語授業」橋本武(著)を読んで(ブログ記事)こんな授業があるんだな~と
感心しまして、個人的にこれ以外にも読解力系の本をいくつか読みました。

今回は、「AIvs教科書が読めない子どもたち」の続編を読みまして改めて読解力について記事にしたいと思いました。
出版は、2019年9月なので、だいぶ遅れてしまいましたが。


書籍は、こちらです。
かなりお勧めです。

書籍の中では、読解力を6つの分類にわけて考察した上で、
どのように読解力を上げていけばいいのかの解説が記されています。

さらに本書の特に大きな役割としては、
【リーディングテスト】がサンプルとしてついていること。

そもそも、読者が読解力があるかどうかが試されるわけです。
正直私も満点は取れませんでした。

答えを見るとなるほど~と思えましたが。
なかなか難しいです。
しっかりと読み込むことが出来ないと結構間違うと思います。

ただ、テストを読んで思った事としては。
私がやっている【アクティブブレイン】という脳の使い方を変えて記憶力を上げるセミナーがあるのですが。
非常に通じるものがあるなと思いました。

むしろ、私はアクティブブレインをやっていなかったら、もっと問題を間違えていたのではないかと思います。
何が使えたのかというと。それは・・・・


【イメージ】です。


言葉という【抽象的な】ものを【具体的な】イメージに変えてあげる。
そうすることで、変な勘違いを未然に防ぐことが出来ているという実感をしました。


これをしているか。していないかでは、この【リーディングテスト】
の結果も大きく変わっていたのではないかと思います。


そして、【読解力】を上げる方法として、
【相手に正確に伝える】ことができるかどうか。というポイントもあります。


【読み取る力】がある人は、一方で【伝え方】もあるということ。


相手に伝えることが出来る。
ということは、自分が「理解していなければ」伝えることが出来ないわけです。
そういう意味では、「伝え方」を学ぶことで「読解力」も育っていくとも言えそうです。


私が、宅建やアクティブでよく伝える言葉として
【アウトプットを目的にしてインプットしましょう】という話をします。


インプット(読解力)というのはアウトプット(伝える力)と繋がっていて。
アウトプットが出来なければ、インプットも出来ていない。ということ。

だからこそ、「インプットが出来ているかどうかを確認するには、アウトプットをしてみる」
という作業をすることで、インプットが出来ているか確認が出来るのです。

とはいえ、最初にお伝えした通り、「読解力といっても6つに分けることが出来る」
というところからも1つのことをやれば、読解力が上がるというモノは、ハッキリと示すことが出来ないようです。

私が思うになぜ読解力を上げるための方法をバチっと示すことが出来ないのかな~と、思うに。
【個人差が大きい】ということなのだろうと思います。

人によって躓いているポイントが違うということです。

何によって躓いているのかが人によって違う以上。
その解決策は、バラバラということ。

そういった意味では、まずは自分が何が得意で、何が不得意なのかを明確にするためにも、
本書で示している「RST」というリーディングテストを行い自分の今の現状を把握することが、
大切なのかもしれませんね。

【読解力】かなり奥が深い。
引き続き探求してみようと思います。

Follow me!