専門家の選び方(7日間で見えてくる相続の本質と全体像 最終)
相続に関しては、少しボリュームが多い内容だったと思います。
一度過去の内容を確認しましょう。
1回目は、相続対策の3原則+α
2回目は、資産=幸せの基
3回目は、平等と公平
4回目は、遺言書
5回目は、不動産
6回目は、相続税
これまでで、なぜ相続対策が必要になるのか。
どのような相続対策をすれば良いのか。この6日間で、大まかなイメージが出来てきたのではないでしょうか?
しかし、ここで大きな問題にぶつかります。
1つは、実際に自分に置き換えて考えた時に、どのようすることが良いのかわからない。
2つめは、なんとなく解決方法が浮かんだけど、本当に漏れはないだろうか。
3つめは、誰に相談すればよいのだろうか。
相続の必要性ややらなければならないことが分かっても。
それを、どう実行したらよいかがわからないのです。
はっきり言って、どんなに知識をつけてもそれを実行しなければ、
なんの対策にもなりません。
そこで最後のテーマは、今まで学んで来て頂いたことを踏まえた上で、
それを、実行するための方法を学んで頂ければと思います。
その最後のテーマが『専門家の選び方』になります。
実は、相続の対策を行う上で、これがもっとも大切な部分になります。
何故ならば、基本的には専門家に依頼をしなければ、対策が行えないこと。
そして、その専門家の選び方を間違えると、相続対策が失敗してしまう可能性があるからです。
そもそも、相続の専門家というと、誰を思い浮かべますでしょうか。
弁護士?司法書士?税理士?・・・それとも?
実は、相続の専門家というのは、それぞれの専門家(士業)が必ずしも相続の専門家とは限らないのです。
そして、1人の専門家だけでは、カバーすることが出来ないものが『相続』というものです。
これは、きっと今までこのメール講座を学んできたあなただからこそ理解して頂けるものだと思います。
相続の法律上の知識でいうと、民法であれば、司法書士や弁護士、税法であれば税理士となりますが、
それらの専門家が、不動産や、保険、などの知識があるかというと、実はほとんどないことが多いのです。
それどころか、同じ専門家。例えば『税理士』でも『所得税(確定申告など)』が得意なのか
それとも『資産税(相続税)』が得意かなど。様々な得意分野があり、必ずしも相続に詳しい税理士とは限らないのです。
そして、このことは、税理士にかかわらず。司法書士・不動産鑑定士・生命保険・不動産コンサルタントなど、
どの分野においても相続に詳しい専門家かどうかというと、必ずしも相続に詳しいとは限りません。
その為、相続に詳しくかつ、その分野の専門家を選ばなければなりません。
相続に詳しいということは、自分の分野以外の知識ももっているということです。
何より学ぶ意欲をもっている専門家かどうかということが大切です。
そして、相続コンサルは『心』のコンサルでもあります。
何故ならば、相続争いは必ず『人間関係』から生じます。
民法でもなく、税法でもありません。『感情(心)』によるものです。
どんなに、知識があっても『心』に向き合うことが出来なければ、
それは、本物の相続の専門家とはいえません。
そして最後に、様々な専門家と繋がっているかどうかということ。
どんなに、相続の知識についても学んでいたとしてもやはり他の分野の専門家にはかないません。
その為、様々な専門家との深い交流をもった専門家かどうかが大切なのです。
整理すると。
①相続の知識をもった(相続が得意な)専門家かどうか。
②『心』に向き合うことが出来る専門家かどうか。
③様々な専門家との繋がりがあるかどうか。
こうしたことを、ポイントに相談されるとよいと思います。
誰に相談するかは、非常に重要なポイントです。
今日の内容を参考にしていただき、あなたにあった専門家を是非探してみてください。
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