記憶なんてものは、別に重要じゃない?
【記憶なんてものは、別に重要じゃない】
記憶のことをやっていると、こんな指摘をする人がいます。
さて、これは本当なのか。
それとも、違うのか。
これは、実は本当でもあり。
違うともいえます。
おいおい・・・(^_^;)
という、感じですが。
まずは、重要じゃないという意見を整理すると。
社会にでると実は記憶が出来るかできないかということよりも。
その物事を【考える力】の方が、重要だという意見。
確かに、学校のテストや資格試験などには、有効かもしれないが、
実生活の中では、別に記憶が重要かと言われると、記憶が重要になる場面というのは、
むしろかなり少ないですよね。
なので、この一つの「記憶」というものだけを考えた場合。
それは、重要ではないのかもしれません。
しかし、【脳の構造】からみた時。
【記憶】というものをトレーニングをすることによって、実は様々ことのパフォーマンスが
向上すると言ったらどうでしょうか?
おそらく、殆どの人が、記憶のトレーニングなのに、
なぜ、こうした幅広い分野が向上するのかが、わからないと思います。
分からない理由は、簡単な話です。
そもそも、記憶の仕方が全く別の次元で行うからです。
これは、記憶というよりは、【脳の使い方】の話です。
【脳の使い方】を記憶を通してトレーニングする。
だから、記憶というよりは【脳の使い方】が変わるので様々な分野の力が向上するということ。
『脳の使い方をこういう風にすれば、いいのね・・・・と』
なので、【記憶なんてものは、重要じゃない】
これは、決して間違いではない。記憶だけを考えればさして重要ではないとも言えるかもしれない。
しかし、人間の様々な脳力を上げようとした時に、どうしたら良いかと考えた時に
この【記憶】は非常に便利なツールなんです。それこそ、めちゃくちゃ便利なツールです。
そういった意味では、【記憶】というのは、非常に重要な役割をしているとも言えると思います。
あなたは、
『記憶なんてものは』と考えますか?
それとも、『記憶こそが』と考えますか?