「AI時代の子育て戦略 」を読んで(今日の1冊)


AI時代の子育て戦略 (SB新書)成毛眞

今日紹介するのは、「AI時代の子育て戦略」
著者は、マイクロソフト日本法人第2代代表取締役社長を務めた成毛眞氏。
自分自身のことをADHD(注意欠陥・多動性障害)だと、言っていて、
別の書籍には、「発達障害は最強の武器である (SB新書)」という本も出している。

実は、天才と呼ばれる人は「発達障害」の傾向があるといわれています。
海外ではエジソン、アインシュタイン、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ。
国内では楽天の三木谷浩史氏もADHDの傾向があるとか。

育てにくいと感じている子供を育てる親にとっては、
こうした話は、希望が持てるかもしれないですね。

本書のテーマは、

AI技術の高度化により、
高学歴社会が信仰されてきた「画一的な教育」が破たんをむかえる。
そうしたことを前提に、これからの子供の教育は、どうすれば、いいのか?

と、いうこと。
答えを、一言で言うのであれば。

「好きなことにとことんのめり込ませろ」

ということだ。
良くあるフレーズかもしれないですが。
それを実際に実行に移すこと出来ている親は、
余りいないのかもしれないです。

ここら辺の、これからの時代を見据えた子育ての考え方。
というのは、今までに記事にしてきた部分なので、今回は割愛。

それより、ポイントポイントの、
テクニカルな部分で面白いな~と思うトピックスを
伝えようと思う。

1つは、学校のカリキュラムについて。

この手の本を読むと、学校批判をしていて、
すべて悪いと思ってしまう人もいるのかもしれませんが。

そんなことないでしょ。
と言うのが、自分の考えなのですが。

本書では、
「小中高のカリキュラム自体は悪くないと思っている」という意見だ。

むしろ、「基礎学力を養う上では、それなりに評価できる。」
としている。

では、何が「悪い」と言っているのかというと。

「センター試験」

マークシート方式によるため、マニアックなクイズをしているだけ。
本質的な知識を問うためには、試験を論述式であるべきではないか。
という問題提起をしている。

全くその通りだな~と思う。

基礎学力で得たものを、覚えたかどうかを確認することに意味はなく。
大切なのは、基礎学力で得たものから自分がどう考え意見を述べられるか。
という力が、今の時代に必要なわけだ。

逆に言うと、「基礎学力」は、しっかりつける必要がある。
なぜなら「基礎学力」がない人とは、議論出来ないからだ。

そういった意味では、学校のカリキュラムは、
「基礎学力」を養えるカリキュラム自体は、評価できるということ。

もう一つ「テレビゲームをやらせなさい!」

これは、一般的にはテレビゲームはよくない!
と言われているので、人によっては、「え~!」という感じかもしれないですが。

これは、ここだけ切り取ってしまうとたぶん語弊があると思う。
と、いうのも「どんなゲームを与えるのか」
ということは、親が見極める必要がある。ということ。

なんでもいいわけではなく。
そのゲームをすることで、考える力が生まれたり、論理的な思考が
出来るようになるようなものを選択すればいい。

実際に、本書には、おすすめのゲームがいくつか掲載されていて、
私の家でも、そのうちの一つをやらせています。

[Monument Valley]

トリックアートを活用した三次元パズルゲームで、
親もはまります(笑)
きっと空間認知力と、推理力が付きそうです。

最後に、面白いなと思ったのが。

「お金の教育はしない」

ということ。
実は、これ自分も結構そう思っています。

「コツコツ貯金をさせるのはよくない」
「子供のころから株式投資をさせるといった話にも違和感」

言いたいのは、「お金好きな人間にさせるな」
ということのようです。

個人的な、意見としては。
「おこずかい」は、なくてもいいかなと思う。

じゃあ、どんな時に。
「お金」を渡すかというと。

「プレゼン」をさせること。

何にお金を使って。
それを使うことでどうなるのか。

ということを提案させ、そこに親が価値がある。
と思えばお金を出せばよい。

私は子供に、こんな風に話もしている。
もし
「○○ちゃんのプレゼンに価値がある。とパパが感じたら。
1万円でも10万円でも100万円でも。
パパが出せる範囲であればいくらでも、お金を出すよ。」

お金を管理することではなくて、
「そのお金をどう使うか」

お金ではなく、「何をするのか」にスポットすることにより。
自分のしたいことが出来るようになり、
そして、自分のしたいことが、周りの沢山の人に共感してもらえること
であれば、そこにお金が集まるんだな~。

ということを、感覚的に感じてもらう為に、
子供に「プレゼン」をさせることは、
とてもいい方法だと思います。

あ、これは、特に本の内容ではないですが・・・。

他にも、沢山トピックスはあるのですが。
その中から3つご紹介しました。

本書を通し思うのは、その子供や家族によって、やり方は、違えど。
子育ての楽しみ方は、著しく進化しているということ。

過去のやり方・考え方に固執してたらもったいないね。

Follow me!